一般診療
一般内科
内科診療とはお薬を中心とした治療を行う診療です。動物は言葉を話せないので、ご自宅での症状や見た目非常に重要です。
症状から病気の原因部位をある程度想定し、必要に応じて検査・投薬などを行っていきます。
ただし、状況によっては多くの検査が必要になり、費用も多く発生することがありますので、検査内容などについては飼い主様とご相談させていただきながら進めさせていただいております。
一般外科
外科診療とは手術を中心とした治療を行う診療です。
軟部外科
軟部外科とは、柔らかい組織(主に内蔵など)に発生した異常(腫瘍や腸閉塞など)を手術によって治療するものです。現在、脳神経外科など一部の特殊な手術を除き、幅広く手術に対応しております。
整形外科
整形外科とは、骨や関節などに発生した異常(骨折や脱臼など)を手術によって治療するものです。現在、一般的な骨折の整復手術は軟部外科と同様に対応しております。
予防接種
予防医療
ワンちゃんネコちゃんの健康を守るため、積極的に予防接種を受けることをお勧めします。特に、命に関わる伝染性疾患の中には、定期的なワクチン接種で予防できる病気が多く大変有効です。ご不明な点は、お気軽にお問い合せください。
子犬・子猫の年間予防スケジュール
子犬の予防スケジュール
横方向にスクロールできます
月齢(生後) | 混合ワクチン | 狂犬病のワクチン | ノミ・マダニ対策 | フィラリア症予防 |
---|---|---|---|---|
2ヶ月齢 | 第1回接種※1 | 月1回投薬※4 | 5〜11月※5 月1回投薬 | |
3ヶ月齢 | 第2回接種 | 生後90日以降に1回接種※3 | ||
4ヶ月齢 | 第3回接種※2 | |||
5ヶ月齢 | ||||
6ヶ月齢∼1歳未満 | ||||
1歳∼ | 年1回接種 | 年1回接種 | 月1回投薬※4 | 5∼11月※5 月1回投薬 |
上記は目安であり、すべての子に当てはまるものではありません。
※1 糞便検査にて寄生虫等が確認された場合は、駆虫を確実に行ってから改めてワクチン接種を行う場合があります。
※2 飼育環境によっては、行わない場合もあります。
※3 生後90日以降に狂犬病予防接種を行い、役所に届出をすることが義務付けられています。
※4 地域や飼育環境により投薬間隔や投薬期間は異なります。
※5 フィラリア症予防薬の投与期間は地域によって異なります。
子猫の予防スケジュール
横方向にスクロールできます
月齢(生後) | 混合ワクチン | ノミ・マダニ対策 | フィラリア症予防 |
---|---|---|---|
2ヶ月齢 | 第1回接種 | 月1回投薬※3 | 5∼11月※4 月1回投薬 |
3ヶ月齢 | 第2回接種 | ||
4ヶ月齢 | 第3回接種※2 | ||
5ヶ月齢 | |||
6ヶ月齢∼1歳未満 | |||
1歳∼ | 年1回接種 | 月1回投薬※3 | 5∼11月※4 月1回投薬 |
上記は目安であり、すべての子に当てはまるものではありません。
※1 糞便検査にて寄生虫等が確認された場合は、駆虫を確実に行ってから改めてワクチン接種を行う場合があります。
※2 飼育環境によっては、行わない場合もあります。
※4 地域や飼育環境により投薬間隔や投薬期間は異なります。
※5 フィラリア症予防薬の投与期間は地域によって異なります。
取り扱い予防接種について
混合ワクチン
予防接種についてのお願い
幼犬、幼猫については十分な免疫を作るために生後数ヶ月以内に2~3回の注射が必要です。
予防注射は1年に1度、追加接種の必要があります。
注射後、免疫が出来るまでに2~3週間の期間を必要とします。この期間は病気の動物に近づけないよう気をつけて下さい。
稀にワクチンに対するアレルギー反応を起こす動物がいます。
接種後に顔の腫れ、皮膚の赤み、強い痒み、嘔吐、下痢、食欲や元気が無くなるなどの症状がでる場合があります。
フィラリア予防について
フィラリアは別名を犬糸状虫といいます。フィラリア成虫はそうめん状の寄生虫で長さ17~30センチにもなり、対象動物の心臓や肺動脈に寄生します。寄生された動物は血液循環がうまくいかなくなったり呼吸が苦しくなったり、肝臓や腎臓にも影響が及んで衰弱して死に至ります。フィラリア成虫がほんの1~2匹寄生しているだけでも咳などの症状を起こすほか、何十匹ものフィラリア成虫が心臓に住みついてしまうと重篤な症状となります。犬糸状虫の名前のとおり、犬への感染が圧倒的に多いのですが、猫やフェレットなどもフィラリアにかかります。
フィラリア予防についてのお願い
予防薬は5月~11月まで毎月1回の投薬が必要です。予防漏れに気をつけて下さい。毎年、必ず投薬前には病院で血液検査を受けて下さい。
※年に1回の注射もあります。詳しくはご相談ください。
ノミ・ダニ予防について
ノミやマダニによる被害は痒みや皮膚炎だけではありません。ノミやマダニが原因で瓜実条虫症や犬バベシア症や猫ヘモバルトネラ症などの恐ろしい病気になることがあります。また、冬でもノミやマダニは活動していますのでご注意下さい。当院では安全で簡単に予防できる薬を推奨しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。